自分で業者を探すこと

 

「おたくの布団はダニだらけで汚れていて、このままではみんな病気になってしまう」と言うようなことを言うのです。そして、「実を言うと、うちは布団も扱っていて、お勧めの布団があるので、今なら安くしてあげる」と言います。それも決して安くないです。売るのは高級羽毛布団ですからウン十万はするでしょう。

 

その業者の目的と言えば、結局は高い布団を売りつけることなのです。ですから、布団の無料洗浄サービスは、本当に洗ったのかどうかはわかりません。それから、クリーニングする間、使う布団を貸してくれて、そのレンタル料を後日請求するという手もあるそうです。

 

また、ハウスクリーニング業者と名乗る人が、「排水溝がどれだけ汚れているか見せて下さい」と家に来たことがあります。私は「どうして、知らない人にうちの排水溝を見せなければならないのか?」とたずねたところ、どうやら排水パイプの清掃をする会社のようでした。今なら、安く出来ると勧められましたが、信頼できる会社かどうかわかりませんのでお断りしました。家の中に他人をあげてやってもらうサービスは、信用できる会社ではないと頼めませんよね。

 

このようにハウスクリーニングも、布団のクリーニングも、排水溝のクリーニングも、電話がかかってきたり、直接、家に来たりしても、相手にしないことです。本当に必要なら、自分で業者を探したほうが良いでしょう。そして、「安すぎるサービスや無料サービスには、飛びつかない」と言うことを肝に命じることをお勧めします。